お酒のこと

オーパス・ワン

かの有名なオーパス・ワンですが、どういう意味かご存知でしょうか?
音楽用語で「作品番号1番」という意味です。
例えば、ショパンの「ピアノ協奏曲1番」とか有名な夜想曲で言えば「ノクターン(夜想曲)第2番 変ホ長調」など全ての楽曲に作品番号がついていますよね。なぜそのような名前になったかというと、フィリップ・ド・ロートシルト男爵が「一本のワインは交響曲、一杯のグラスワインはメロディーのようだ」と語ったからだと言われています。
オーパス・ワンは、当時フランスとアメリカのワイン界を牽引していた二人の巨頭がコラボレーションして生み出された作品第1番だったのです。

その二人というのは、アメリカのロバート・モンダヴィ氏とフランスのフィリップ・ド・ロートシルト男爵。
名醸造家として名高いロバート・モンダヴィ氏は、「カリフォルニアワインの父」と呼ばれた男。カリフォルニア・ナパバレーを代表するロバート・モンダヴィ・ワイナリーのオーナーで、その手腕によってカルフォルニアワインの地位を向上させました。

フィリップ・ド・ロートシルト男爵は、あのメドック格付け第一級、5大シャトーの一つ「シャトー・ムートン・ロートシルト」を第1級に押し上げた立役者です。
妥協を許さないワイン界を代表する二人が品質を追求して作ったワイン、それがオーパス・ワンなのです。

味わいは、重厚なフルボディの赤ワインで、カベルネべ・ソーヴィニョンを主としています。そのほかメルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、マルベックの5種類のぶどうが使われているワインです。

マイモン西中洲ではオーパス・ワンを常備していますので、特別な日のワインをお探しの方は是非お問い合わせください。

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